IPMにチャレンジ!
Little farmer
アフィパール
放飼方法
施設内で本剤を開栓し静置します。
内容物のマミー(蛹)から、コレマンアブラバチが羽化して飛翔します。
アブラムシ密度
放飼量
処理回数
未発見段階
10aあたり1本
1週間間隔で毎週放飼
発生初期
10aあたり2本
1週間間隔で3回
効果のしくみ
@ボトルを開栓後静置、
天敵が羽化してアブラムシを探索
→
Aアブラムシに寄生
↑
↓
Cマミーとなったアブラムシから天敵
が羽化再びアブラムシを探索(@へ)
←
Bアブラムシ体内で天敵が育つ
活動適温及び放飼時期
比較的低温でも有効。(酷暑、厳寒期の導入開始は避けて下さい。)
20〜27℃が最適な温度条件です。
放飼のタイミングはアブラムシのコロニー(集団)が形成される前の数頭の時期、
あるいは脱皮殻やアブラムシが分泌する甘露を初見した発生の極初期が良い。
放飼上の注意
@アフィパールは保存できませんので、入手後直ちに使い切って下さい。
Aアフィパールは内容物を地表にばらまくと、アリによってマミーが捕獲されることが
あります。アリ対策を工夫して下さい。
Bアフィパールの放飼は、施設内で容器を開封し、10a当り2本(1u当り1頭)の割合で
アブラムシ類の発生した株の株元の地表面に1週間継続して容器を静置してください。
また発生葉上に放飼も可能です。
Cアブラムシ類の生息密度が高まってからの放飼は十分な効果が得られないことや、
容器内の寄生蛹がすべて成虫になるまで数日間かかるため、アブラムシ類がまだ
低密度で散見され始めたときに最初の放飼をしてください。
D天敵としてアフィパールが有効な密度(1u当り1頭)を保つため、アブラムシ類の
発生初期より1週間間隔で圃場全面に3回程度放飼することが防除効果を上げる
ポイントです。
農薬散布上の注意
(日本バイオロジカルコントロール協議会の資料より)
1.
殺虫剤
2.
殺菌剤
防除効果の判断
寄生されたアブラムシは10日〜2週間後くらいで薄茶色のマミー(寄生蛹:前ページの画像参照)となり防除効果が確認されます。アブラムシが葉当り10頭以内で、すす病が発生しないように継続して放飼します。)
アフィデント(ショクガタマバエ)との併用は、より高い防除効果が得られます。
環境整備
施設周辺の雑草等がアブラムシやウイルスの発生源となるので除草を徹底して下さい。
野外から侵入する有翅アブラムシを防ぐために、出入口、側窓や出来れば天窓にも防虫ネット(1mm目)を張ることをお勧めします。
御注文方法
納品日:毎週水曜日(一部地域は木曜日)個人宅まで直送します。
注文締切日:納品日の前週の木曜日までにご注文下さい。
標準小売価格
5600円/1本 (3本未満の場合、800円/貨物を御請求いたします。)
*エンストリップ、スパイデックス、アフィデント、マイネックスとの詰め合わせは可能です。
この場合総数が3本(箱)以上になれば運賃は元払いとなります。
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詳細は
有限会社サギサカ
までお問い合わせ下さい。
アリスタライフサイエンス株式会社のページ